適用場面
- リソースをそれぞれのワークグループに入れることで、リソースのグループ化管理を実現します。図4-3に示す「コンテンツ」リソースが「Shanxi」ワークグループに属し、「Henan」ワークグループにシェアします。
図4-3 コンテンツワークグループ
- ユーザーにワークグループを指定することで、ユーザーが所属するワークグループ及びサブワークグループのデータしか変更、削除できないように制限し、その他ワークグループからシェアされてきたデータに対して、表示、使用しか行えません。
図4-4中に示すように、ユーザー「liuliu」は「Shanxi」ワークグループ及びサブワークグループのリソースを編集、削除でき、パブリックリソースグループ及び「Shanxi」ワークグループにシェアしたリソースを表示、使用できます。
図4-4 ユーザーワークグループ
関連情報
- ユーザー登録後、管理者(登録ユーザー)の初期設定では、「VNNOX AD」の場合は「システムワークグループ」に、「iCare」の場合は「すべて」ワークグループに属します。
図4-5 ワークグループ
- 各ワークグループにおけるリソースデータの操作権限は次の通りです。図4-6と図4-7に示すようです。
--管理者として、ワークグループのデータをパブリックリソースグループに移動することができます。
--パブリックリソースグループにあるデータは、管理者しか変更と削除ができず、サブユーザーとしてはそれを表示し利用することしかできません。
--ユーザーはワークグループ及びサブワークグループにあるデータに対して変更・削除・他のサブワークグループへのシェアができます。
--他のワークグループからシェアしてきたデータに対して、表示し利用することしかできません。
図4-6 データ操作権限—管理者
図4-7 データ操作権限—サブワークグループのユーザー